アメリカ冒険記  フィラデルフィア編
(大空へ・・・)

 フィラデルフィア滞在残すとこ後、1日。あさっての朝にはワシントンDCへ行かなくてはいけなかった。そんな時に明日の準備(エドガー・アラン・ポー記念館行き)をしながらTVを見ているとあるニュースが流れていた。

 下水道にワニが出たと言うニュース(本当にあったんだって・・・)の後にレッドバロンと呼ばれるピザ屋スポンサーの航空アクロバットチームがやってくるとのニュースだった。
 しかも、スカイダイバーのエリートチーム『ゴールデンナイツ』も来ると言うのだ。なんなんだ、そのイベントは?

 気になった私は、ホテルの従業員に聞くと明日、明後日で近くの海軍所属の空港で『エアーショウ』が開催されると言うではないか。これは、行くしかない。よ〜し場所チェックだ。そこは、現在地から約28マイル(約40Km)先にあった。

『う〜ん。どうやって行こう?』

 本人は、いたってやる気満々。もっている情報は、手持ちの地図(地図リンク)のみなのだ。
 ついにやってきました。

 どうやって、着いたって?それはですね。ローカル電車を乗り継いで飛行場近く(空港から約3km)の町『HATBORO』迄行き。そこからは自分の足で移動。

地元住民に道を聞くと『ヒッチハイクしていけ。』と気を使ってくれる。私の英語力を理解しないからこその助言だった。

負けてなるものか、汗まみれになって基地に着くとやはり軍の空港だ。やたらとでかい。兵隊さんに入り口を尋ねると遠くを指差して

『オーバー、ゼアー(あっちだよ。)』
兵隊さんは、親切に『あっち』と言って去っていった。まだ見えない入り口を求めて更なる行進が続いた。

やった!!入り口だぁ〜。喜びもつかの間だった。門番をしていたMP(軍警察)に呼び止められボディチェック。

今のアメリカだったら数時間以上の事情徴収コースまちがいなしだね。

俺が、何したって?いやね、入り口を間違えたんよ。来賓用からはいちゃったのね。ゲストカードも無い汗まみれの東洋人が一人。そりゃ、怪しいよね。
 なんとか、入ることが出来たら今までの苦労が報われましたね。日本にいたら見ることが出来ない機体がたくさんたくさん。

上の写真を良く見ると『A−10』が並んでるんだよね。

さらに、第2次世界大戦時の戦闘機,攻撃機も並んでるんですよ。飛行機好きにはたまりませんね。
これらのレシプロ機は、しっかり飛ぶんですよ。

この旅で、一番写真を撮った気がしますね。それはもう熱射病になりかけてフラフラになるくらいでしたね。

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